親の介護を理由に退職する前に。後悔しないための生活費と使える制度

  • 公開日:2026.09.11
  • 更新日:2026.09.16
戸松 亮治
執筆者

戸松 亮治

とまつ りょうじ

  • 相続診断士®

【専門分野・得意分野】相続対策、ライフプランニング
【自己紹介】株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ 代表取締役。終活における大手金融機関とのアライアンスや新規事業立ち上げに従事。終活を進める高齢者と家族向けに、お金の不安を解消するセミナー・メディアコンテンツを企画、運営。

【所属会社名】株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ
https://www.kamakura-life.co.jp/
監修者

北野 優

きたの ゆう

【自己紹介】株式会社エイジプラス 入居相談室室長。2009年に入居相談員のキャリアをスタートしてから、延べ2万人以上の相談を受ける。「人生100年時代 失敗しない介護施設選びと介護費用の目安」「相談事例から学ぶ!失敗しない有料老人ホーム探しのポイント」など老人ホーム選びに関する数々のセミナーにも登壇。7000施設以上の紹介数を誇る。

株式会社エイジプラス
https://ageplus.jp/
いい介護
https://e-nursingcare.com/

親や祖父母など家族の介護が始まり、仕事との両立に限界を感じて退職を考えていませんか。
介護を理由に仕事を辞めることは、一見、介護に専念できる最善の策に思えるかもしれません。しかし、その決断はご自身の生活費や将来設計に大きな影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、介護離職によるリスクと、退職を回避するための公的支援制度、そしてやむを得ず退職する場合の選択肢までを網羅的に解説します。介護離職による「失うもの」と「得られるもの」を正しく理解し、後悔しないための最適な判断を下すための一助としてください。

記事を先読み

介護離職がもたらす経済的・キャリア上の深刻なリスク

仕事を辞めずに介護と両立するための公的支援制度

退職を決断する前に頼るべき専門家や相談窓口

やむを得ず退職する場合に使える失業保険の活用法

親の介護で会社を辞める…その決断、本当に後悔しませんか?

親の介護を理由に会社を辞めるという決断は、非常に重いものです。
介護に専念できる環境が手に入る一方で、収入が途絶え、社会とのつながりが希薄になるなど、失うものも少なくありません。
勢いで退職届を出す前に、一度立ち止まって冷静に考えることが重要です。

介護離職がもたらす長期的な影響を理解し、本当にそれが唯一の選択肢なのか、他に利用できるサポートはないのかを十分に検討する必要があります。
安易な決断は、将来の自分自身を経済的にも精神的にも追い詰めることになりかねません。

まずは知りたい「介護離職」のリアルな実態

「介護離職」という言葉を耳にする機会は増えましたが、その実態を具体的に知る人は多くありません。
介護を理由とした離職は、特定の年代、特に40代や50代といった働き盛りの世代に集中しており、その背景には根深い問題が隠されています。

まずは客観的なデータから、どれくらいの人が、どのような理由で介護離職を選択しているのか、そしてその後の生活がどうなっているのかという現実を把握することが、冷静な判断を下すための第一歩です。

①年間約10万人が介護を理由に離職しているという現状

総務省の調査によると、日本では毎年約10万人が親族の介護や看護を理由に仕事を辞めています。
この数字は高止まりしており、介護が仕事の継続に大きな影響を与えている社会的な課題であることを示しています。
特に、離職者の多くは女性が占めていますが、男性の介護離職者も増加傾向にあります。

これは、もはや他人事ではなく、誰の身にも起こりうる現実的な問題であることの表れと言えるでしょう。

②退職理由の多くは「仕事との両立が難しい」という精神的負担

介護離職に至る最も大きな理由は、「仕事と介護の両立が精神的・体力的に難しい」というものです。
介護は終わりが見えにくく、日々のケアだけでなく、通院の付き添いや各種手続きなど、突発的な対応も頻繁に発生します。
これにより、仕事のスケジュール調整や有給休暇の消化が続き、職場への申し訳なさや将来への不安が積み重なります。

このような精神的な負担が限界に達し、退職以外の選択肢が見えなくなってしまうケースが少なくありません。

③介護に専念できても、経済的・精神的な悩みが深まるケースも

退職して介護に専念することで、時間的な余裕が生まれ、一時的に精神的な負担が軽くなったように感じることがあります。
それは新たな悩みの始まりである可能性も少なくありません。
収入が途絶えることで、自身の生活費はもちろん、親の介護費用も圧迫し始め、経済的な不安が日増しに大きくなります。

また、社会との接点が失われることで孤立感を覚えたり、24時間介護に向き合うことでかえって精神的に追い詰められたりするなど、離職後に別の問題が深刻化するケースも多く報告されています。

介護離職で失うもの|安易な退職が招く4つの深刻なリスク

親の介護のために会社を辞めるという決断は、多くのものを失う可能性をはらんでいます。
目先の負担軽減だけを考えて安易に離職すると、経済面、キャリア、精神面、そして肉体面で長期的に深刻なリスクを背負うことになりかねません。
退職届を出す前に、これらのリスクを具体的に理解し、本当にその代償を払う覚悟があるのかを自問自答することが極めて重要です。

ここでは、介護離職がもたらす4つの具体的なリスクについて解説します。

①【経済的リスク】世帯収入の激減と将来受け取る年金の減額

介護離職がもたらす最も直接的で深刻なリスクは、経済的な困窮です。
まず、給与収入がゼロになることで、世帯全体の収入が大幅に減少します。
これにより、日々の生活費のやりくりが困難になるだけでなく、親の介護にかかる費用負担が重くのしかかります。

さらに、厚生年金保険料の納付が中断されるため、将来受け取る年金額も減額されます。
これは自身の老後資金に直結する問題であり、介護が終わった後の生活設計にまで長期的な影響を及ぼす重大なリスクです。

②【キャリアのリスク】再就職の難易度が上がり社会復帰が困難になる

一度介護のためにキャリアを中断すると、再就職のハードルは格段に上がります。
特にブランク期間が長引けば、スキルや経験が時代に合わなくなり、希望する条件での仕事を見つけることは容易ではありません。
40代、50代での離職の場合、管理職などの重要なポジションを失い、再就職できても非正規雇用や以前より低い賃金の仕事にしか就けないケースが多く見られます。

介護が終わった後に社会復帰を目指しても、思うようなキャリアを再構築できず、生涯賃金が大幅に減少する可能性が高いです。

③【精神的リスク】社会との接点が減ることによる孤立感とストレス

仕事を辞めることは、単に収入源を失うだけでなく、社会との重要な接点を失うことにもつながります。
同僚との会話や仕事を通じた達成感がなくなることで、社会からの孤立感を深めやすくなります。
介護という閉鎖的な環境に身を置く時間が長くなると、視野が狭まり、精神的なストレスも溜まりやすくなるでしょう。

誰にも悩みを相談できず、一人で抱え込んでしまうことで、うつ病などの精神疾患を発症するリスクも高まります。

④【肉体的リスク】24時間体制の介護による心身の疲弊

仕事という生活のメリハリがなくなることで、介護の負担が24時間体制でのしかかってくる可能性があります。特に在宅で一人介護を担う場合、夜間の対応などで十分な休息や睡眠が取れず、心身ともに疲弊してしまいます。
自分の時間がなくなり、常に緊張状態を強いられる生活は、慢性的な疲労や体調不良を引き起こします。

結果的に、介護者自身が倒れてしまう「共倒れ」のリスクも現実的なものとなります。

退職は最終手段!仕事を辞めずに介護と両立するための公的支援制度

介護離職を決断する前に、国が定めた支援制度を最大限に活用することを検討してください。
育児・介護休業法には、労働者が仕事と介護を両立させるための様々な権利が定められています。
これらの制度は、法律で事業主に義務付けられているものであり、労働者として正当に利用できるものです。

会社を辞めるという選択肢は、これらの制度をすべて使い切ってからでも遅くはありません。
まずはどのような制度があるのかを正確に知り、ご自身の状況に合わせて活用できないかを確認しましょう。

①介護休業制度|給与の67%を受け取りながら最大93日間休める

介護休業制度は、要介護状態の家族1人につき、通算93日まで休みを取得できる制度です。
3回まで分割して取得することも可能です。
この休業期間は、介護そのものだけでなく、ケアプランの検討や介護サービスの利用準備など、仕事と介護を両立できる体制を整えるための時間として活用できます。

休業中は雇用保険から「介護休業給付金」として、休業開始前の賃金の67%が支給されるため、収入の急減を緩和しながら、今後の介護体制をじっくりと構築することができます。

②介護休暇制度|通院の付き添いなどで年間5日まで休暇を取得可能

介護休暇は、介護休業よりも短期の休みが必要な場合に利用できる制度です。
対象家族が1人であれば年5日、2人以上であれば年10日まで、1日または時間単位で休暇を取得できます。
この制度は、親の通院の付き添いや、役所での手続き、ケアマネジャーとの面談など、突発的または半日程度の予定に対応する際に非常に有効です。

有給休暇を消費することなく、介護に必要な細かな用事を済ませることができます。

③所定外労働(残業)の免除|定時で帰るための制度

介護を行う労働者は、会社に申し出ることで、所定外労働、つまり残業を免除してもらう権利があります。この制度を利用すれば、日々の残業を断り、定時で退社して介護の時間を確保することが可能になります。介護と仕事の両立において、日々の時間管理は非常に重要です。

残業が常態化している職場であっても、この制度を使えば法的に残業を免除され、安定した生活リズムを維持しやすくなります。

④短時間勤務制度|勤務時間を短縮して働き続ける選択肢

短時間勤務制度は、1日の所定労働時間を原則として6時間に短縮できる制度です。
フルタイムでの勤務が難しい場合でも、この制度を利用すれば、仕事を続けながら介護の時間を確保できます。
事業主は、対象家族1人につき、この制度を利用開始した日から3年の間に2回以上利用できるよう措置を講じなければなりません。

収入は減少しますが、完全に仕事を辞めるのに比べれば経済的なダメージを抑えつつ、両立を図る現実的な選択肢となります。

⑤深夜業の制限|体力的負担を軽減する制度

介護をしている労働者が請求した場合、事業主は深夜(午後10時から午前5時まで)に労働させてはならないという制度です。
夜勤がある仕事の場合、体力的・精神的な負担は非常に大きくなりますが、この制度を利用することで、生活リズムを整え、日中の介護に備えることができます。
介護者の健康を守り、長期的な両立を可能にするための重要な権利の一つです。

会社に辞表を出す前に!まず専門家へ相談することが解決の第一歩

介護の悩みは多岐にわたり、一人で抱え込んでしまうと「会社を辞めるしかない」という結論に陥りがちです。
しかし、退職という大きな決断を下す前に、まずは専門家や公的な窓口に相談してください。
介護保険サービスの内容や費用、利用できる社内制度など、自分一人では気づけなかった解決策が見つかる可能性は十分にあります。

客観的な視点からのアドバイスを得ることで、視野が広がり、より良い選択肢を見つけ出すことができます。

①地域包括支援センター|介護に関するあらゆる悩みを無料で相談できる窓口

地域包括支援センターは、高齢者の暮らしを地域でサポートするための中核機関で、各市町村に設置されています。保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門職が在籍しており、介護に関するあらゆる相談に無料で対応してくれます。
介護保険の申請方法から、利用できるサービスの種類、地域の介護施設の紹介まで、何から始めればよいか分からない場合の最初の相談窓口として最適です。

一人で悩まず、まずは地域の専門家に現状を話してみましょう。

②ケアマネジャー|あなたに合った最適な介護サービスを提案してくれる専門家

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護保険サービスを利用する際の計画書(ケアプラン)を作成してくれる専門家です。
本人の心身の状態や家族の状況を詳しくヒアリングした上で、デイサービスや訪問介護、ショートステイなど、様々なサービスを組み合わせて最適なプランを提案してくれます。

仕事と両立したいという希望を伝えれば、その状況に合わせたサービスの活用法を一緒に考えてくれるため、介護の負担を具体的に軽減する道筋が見えてきます。

③会社の相談窓口(人事・労務)|利用できる社内制度を漏れなく確認

退職を考える前に、必ず自社の人事・労務担当部署に相談しましょう。
法律で定められた介護休業や介護休暇のほかにも、会社独自の支援制度が設けられている場合があります。自分が利用できる制度を漏れなく確認することが重要です。

介護に直面している従業員がいることを会社側に伝えることで、業務量の調整など、周囲の理解や配慮を得やすくなるという側面もあります。

どうしても退職せざるを得ない場合の失業保険(雇用保険)活用ガイド

様々な制度やサポートを活用しても、どうしても仕事との両立が困難で退職を選ばざるを得ない場合もあります。
その際に生活の支えとなるのが、雇用保険の失業給付です。
介護を理由とした離職の場合、一般的な自己都合退職とは異なる扱いを受けられる可能性があり、知っているかどうかで受け取れる給付の内容が大きく変わります。

退職後の生活を守るため、ハローワークで手続きを行う前に、制度の仕組みを正しく理解しておきましょう。

①介護離職は「特定理由離職者」として給付が手厚くなる可能性

親族の介護といった正当な理由のある自己都合退職は、「特定理由離職者」として認定されることがあります。
特定理由離職者に認定されると、通常の自己都合退職に課される2〜3ヶ月の給付制限期間がなくなり、7日間の待期期間後すぐに給付金を受け取れます。

また、雇用保険の加入期間が離職前の1年間で通算6ヶ月以上あれば受給資格が得られるなど、条件が緩和されます。
これにより、退職後の無収入期間を大幅に短縮できます。

②すぐには働けない場合は受給期間の延長申請を忘れずに

失業保険は、原則として離職日の翌日から1年間が受給期間と定められており、この期間を過ぎると給付日数が残っていても受け取れなくなります。
しかし、介護に専念するため退職後すぐに求職活動ができない場合は、「受給期間の延長」を申請することが可能です。

最大で3年間、本来の1年間に加えて受給期間を延長できるため、合計で最長4年間、失業給付を受け取る権利を保留できます。
介護が落ち着いてから求職活動を始める際に、この制度は大きな助けとなります。

上司への伝え方と円満退職を避けるための交渉術

親の介護というデリケートな理由で働き方を変えたい、あるいは退職を検討している場合、会社や上司への伝え方は非常に重要です。
一方的に辞意を伝えるのではなく、まずは現状を共有し、協力をお願いする姿勢で臨むことが、円満な解決への鍵となります。

感情的にならず、事実と希望を整理して伝えることで、会社側も代替案を検討しやすくなり、退職を避けられる可能性が高まります。
ここでは、具体的な伝え方のステップと交渉のポイントを解説します。

①まずは「相談」から始める|辞意を伝える前に現状を共有する

いきなり「介護のために辞めます」と切り出すのは避けましょう。
まずは「親の介護のことでご相談したいことがあります」とアポイントを取り、上司と一対一で話す時間を作ります。その場で、親の状況、自分が担っている介護の内容、そして仕事との両立で困っている点を具体的に説明します。

あくまで「相談」という形で現状を共有することで、上司も問題解決に向けて協力的な姿勢を取りやすくなります。
会社側も優秀な人材を失いたくないと考えているケースは多いものです。

②時短勤務やテレワークなど代替案を自分から提案する

ただ困っていると伝えるだけでなく、「もし可能であれば、時短勤務やテレワークといった働き方に変更させていただけないでしょうか」と、こちらから具体的な代替案を提案することが有効です。
介護休業制度の利用も含め、どのような形であれば仕事を続けられるのかを具体的に示すことで、会社側も検討しやすくなります。

自分の希望だけを主張するのではなく、「業務への影響を最小限にするために、このような工夫をします」といった前向きな姿勢を見せることも、交渉を円滑に進める上で重要です。

親の介護と退職に関するよくある質問

親の介護と仕事の両立に悩む中で、退職に関する様々な疑問が浮かんでくることでしょう。
ここでは、多くの方が抱える共通の質問に対して、簡潔に回答します。
法的なルールや制度のポイントを押さえることで、冷静な判断を下すための参考にしてください。

Q
親の介護を理由に、会社を即日で退職することはできますか?
A

法律上、退職の意思表示は14日前までに行う必要がありますが、会社が合意すれば即日退職も可能です。
しかし、円満な退職や今後の関係性を考慮すると、一方的な即日退職は避けるべきです。

まずは上司に事情を説明し、相談することが先決です。
会社の就業規則を確認し、引き継ぎなどを誠実に行う姿勢を示すことが、早期退職の合意を得るためにも重要となります。

Q
介護休業給付金は、具体的にいくらくらい受け取れるのでしょうか?
A

介護休業給付金は、休業開始前の賃金の67%が目安です。
具体的な支給額は「休業開始時賃金日額×支給日数×67%」で計算されます。
例えば、休業前の月収が30万円であれば、大まかな目安として月額約20万円が支給されることになります。

正確な金額はハローワークで確認できますが、当面の生活を支える上で重要な収入源となり得ます。

Q
退職せずに介護と仕事を両立している人は、どんな工夫をしていますか?
A

介護と仕事を両立している人は、一人で抱え込まず、様々なサポートを組み合わせて活用しています。
介護休業や時短勤務といった会社の制度を最大限に利用するほか、ケアマネジャーに相談し、デイサービスやショートステイなどの介護保険サービスを積極的に取り入れています。

また、兄弟姉妹と役割分担をしたり、地域の配食サービスや家事代行サービスを利用したりと、外部の力を上手に借りることが両立の鍵です。

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親の介護が始まると、介護そのものの負担に加え、将来の生活費や介護費用など、お金に関する不安がつきまといます。
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「マネナビ」が多くの方に選ばれるのには、明確な理由があります。
私たちは、単に制度を案内したり、商品を提案したりするサービスではありません。
不安を抱える方の気持ちに寄り添い、状況を丁寧に整理し、ご自身で納得して次の一歩を踏み出すためのサポートを何よりも大切にしています。

ここでは、私たちが提供する3つの価値についてご紹介します。

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多くの方は、何から手をつけていいか分からない、何が一番不安なのかも明確でない、という状態から相談を始められます。
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まずは、現在抱えている不安や疑問、ご家族の状況などを丁寧にお伺いし、課題を一つひとつ整理していくことから始めます。

不安を可視化することで、考えるべきことの優先順位が明確になり、落ち着いて次の一手を検討できるようになります。

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介護保険制度や高額介護サービス費、介護休業給付金など、介護に関連する公的制度は非常に複雑で、専門用語も多くて分かりにくいものです。
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まとめ

親の介護を理由とした退職は、ご自身のキャリアや将来の生活設計に大きな影響を与える重大な決断です。
離職を考える前に、まずは介護休業制度をはじめとする公的支援や、会社の制度を最大限に活用し、仕事と介護を両立する道を探ることが重要です。
また、地域包括支援センターやケアマネジャーといった専門家に相談することで、一人では見つけられなかった解決策が見つかることもあります。

やむを得ず離職する場合でも、「特定理由離職者」として手厚い失業給付を受けられる可能性があることを知っておきましょう。
安易な決断で後悔しないために、利用できるすべての選択肢を検討し、ご自身にとって最適な道を選んでください。

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